さくらユウワ旅リポート

さくらユウワ旅リポート

第8回 さくらユウワ旅inミャンマー

平成29年6月1日(木)~5日(月)に、第8回さくらユウワ旅を開催いたしました。今回は、2011年に長年続いた軍事政権より民政移管したミャンマーを訪問しました。
福岡・熊本・鹿児島から様々な業種の方にご参加いただき、総勢26名のツアーとなりました。

ミャンマー 基礎知識

人口:5,148万人(2014年)(日本1億2,680万人)
首都:ネーピードー 公用語:ビルマ語
面積:67万8330K㎡(日本の1.8倍)
宗教:仏教(89.4%)キリスト教(4.9%)
イスラム教(3.9%)
経済成長率:7.6%
一人当たりのGDP:1,439$(日本37,304$)
大統領:テイン・セイン

旅の行程

◆6月1日(1日目)
朝:福岡空港に集合し、団結式。ヤンゴンへ。

◆6月2日(2日目)
午前:ジェトロヤンゴンと日本語学校を訪問
午後:ティラワ工業団地と新開発住宅団地視察、現地企業経営者と税理士との懇親会

◆6月3日(3日目)
午前:シュエゴンダイ孤児院とサトゥーボミカマハータディパン寺子屋を訪問
午後:シュエダゴン・パゴダ、英国植民地時代の
コロニアル様式建築を視察

◆6月4日(4日目)
午前:古都バゴー チャカワイン僧院
午後:シュエターリャウン寝仏
深夜0時50分発、福岡行の飛行機に搭乗

◆6月5日(5日目)
早朝(8時)に福岡空港に到着、現地解散。

日本語学校

6月から大分にある自動車部品工場で働く予定の3名の研修生とご挨拶させていただきました。「日本に行ったら富士山を見てみたい」と目をキラキラさせてお話しされました。
 小学校2~3年生レベルの読み書きができるレベルになると日本に派遣されます。
ツアー参加者からは、採用する際の派遣の条件等多くの質問があがっていました。
ミャンマー人実習生派遣については、熊本に窓口がありますので、ご興味のある方は、弊社までご連絡ください。
説明

〖ミャンマー人ってどんな性格?〗

熱心な仏教徒が多く親孝行したいと一生懸命働く方が多いそうです。シャイな面もありますが、歴史上、隣接国等から侵攻されてきた為か、ネゴシエイターな面も持ち合わせているようです。

女性はアウンサンスーチーさんを筆頭に働き者が多く、女性の社会進出が進んでいるようです。

男性はビッグドリームを夢見て転職を繰り返す『売れないミュージシャン』気質傾向の人が多いそうです。(と、現地ガイドさん談)

ジェトロ(日本貿易振興機構)ヤンゴン

ミャンマーの概要(政治・経済)、ビジネス環境(インフラや諸制度)、日系企業の動向、貿易投資上のメリットやリスク等の話を伺いました。
有望理由⇒・現地マーケットの今後の成長性
・安価な労働力
・現地マーケットの現状規模
課  題⇒・インフラが未整備
・法制の未整備
・法制の運用が不透明

ティラワ工業団地

ミャンマーは約50年間もの間、軍事政権だった為、外資が参入し投資するにはインフラや法の整備等がまだまだ不十分です。
そこで様々な問題を解決する為、日本とミャンマー初の官民連携事業として環境整備が進められている地域があります。それが、ヤンゴンから南東に約20キロのティラワ地区です。
今回は、現地担当者の方にお話を伺いました。一帯が経済特区(SEZ)に指定され、主に下記の手続きがワンストップサービスとして受けられます。
・会社登記・建築許可・消防安全許可
・所得税納税者登録・通関手続き・在留許可
・ビザ発給・外国人労働者登録 等
会議

孤児院と寺子屋

シュエゴンダイ孤児院を訪れました。貧困や未熟児を理由に捨てられた子供が孤児院で保護されています。小学校卒業までの子供達が90名程在籍し、政府から1人当たり1日1000チャット(日本円だと80円位)の補助があるそうですが、十分ではなく寄付に頼っています。
またミャンマーの多くのお寺には寺子屋が併設されておりこちらも寄付で運営されていました。  
今回訪れたサトゥーボミカマハータディパン寺子屋では250名程の生徒さんが在籍しています。 
今回は気持ちばかりの寄付とくまモン鉛筆・ノート等を寄贈させていただきました。
集合写真

シュエダゴン・パゴダと寝釈迦像

ミャンマー人の人々にとっては一生に一度は訪れたい場所でもある、シュエダゴン・パゴダを訪れました。ミャンマー仏教の総本山として、一年中熱心な祈りを捧げる参拝者たちで賑わっていました。
集合写真
集合写真

今回の旅を振り返って…

「アジア最後のフロンティア」と一躍脚光を浴びたミャンマーですが、実際に訪問してみると、印象が変わりました。
インフラと法の未整備や賄賂の横行、またアウンサンスーチー氏が72歳という年齢の為、軍事政権側が返り咲きを狙っている…等、非常に政権が不安定で、正直、中小企業が進出するには課題が多い国だと感じました。  
今後、政府開発援助(ODA)による先進各国からの支援をうけ、投資環境がどのように改善されるかを注目したいところです。
(安全であると確認して進出するようでは遅いですよ!と現地法人の方に言われましたが…)
 さて、「さくらユウワ旅」は大変ありがたい事に、毎年参加人数やリピートしてくださる方が増えております。次回の訪問先は未定ですが、次度開催のご参加を検討頂ければ幸いです。

~参加者の声~

素晴らしい内容で、密度が濃く大変勉強になると共に楽しめました。次回以降も参加したいと考えております。お世話になりました。

【熊本本部:内田 裕子】

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