なぜ、一般社団法人・一般財団法人の利用が進んでいないのか?
「税理」10月号~知りたい部分から学ぶ一般社団法人・一般財団法人!!
弁護士の関根稔先生とtaxMLのメンバーが執筆を担当しています。
なぜ、一般社団法人・一般財団法人の利用が進んでいないのか。その理由は「使い慣れていない」という苦手意識からくる専門家の知識不足、経験不足にあるのではないか、と総論編で関根先生が指摘されています。
一般社団法人・一般財団法人は、株式会社より優れ、合名会社や合資会社よりも、さらに優れた制度だ、とも。
なぜなら、出資自体が不要で、出資者の相続問題から隔離されるから。
最後のメッセージは我々専門家への奮起が期待されている気がします。
「このような便利な法人形態が提供されているにもかかわらず、実務家の知識不足で依頼者への提案ができていない。そうだとしたら、それこそ専門家の任務懈怠というべき状況だ。株式会社と、合名・合資会社、それに加えて一般社団法人・財団法人を利用すべきが、これからの専門家の知恵だと思う。」
(熊本本部:岡野 訓)
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