速報!さくらユウワ通信 「新年のご挨拶」
新年のご挨拶
明けましておめでとうございます。
旧年中は大変多くの方々にお世話になりました。本年も引き続き、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
さて、今年は「戌」年です。昨年は「酉」年で「商売繁盛」や、「取り」→「採り」と収穫を意味する干支だとされておりました。「戌」はその後にあたりますので、収穫後の年に当たります。動物の犬の特徴も合わせて、「戌」年には次のような特徴があるとされています。
- 地盤を守る
収穫後の年となり、しっかりと収穫したものを守っていく - 安産
新たに何かを生み出す年として最適 - 勤勉で努力 こつこつと努力した成果が実を結ぶ
2018年はこんな年
「戌」年は安産の年。新たに何かを生むという意味があると言われる通り、今年から新たにスタートする制度は数多。次に記載する制度が今年から新たに始まります。
- 1月1日より 預貯金口座にマイナンバーの付番が任意でスタート
- 1月4日より 通訳案内士の資格がなくても有償の通訳ガイドが可能に
- 3月までに平成30年度税制改正法案が成立見込
・事業承継税制の特例
・一般社団法人の節税防止措置
・所得税の控除見直し
・賃上げや設備投資に応じて法人税軽減
・出国税創設 - 6月15日より 住宅に旅行者を有料で泊める「民泊」が解禁
- 9月30日より 同じ部署への派遣が3年を越える派遣社員は原則、派遣先企業による直接雇用への切替が必要
- 10月より 24時間・365日銀行間振込が可能に(一部を除く)
今年の事務所方針について
本年も当事務所は、これまでと同様にお客様の経営全般を支援していきます。税務会計のお手伝いはもちろんのこと、他の税理士事務所では対応できないような多角的な経営支援を行っていきます。今年の三大テーマは次の3つです。
(1)事業承継支援
今年から向こう10年で、中小企業経営者の平均年齢が70歳に到達すると予想されています。このまま後継者が決まらず、廃業ということになれば、2025年までの10年足らずの間に650万人の雇用が失われ、22兆円のGDPが失われると経済産業省が試算しています。
このような危機的状況を踏まえ、今年から事業承継税制の特例が導入されます。この制度を使えば、中小企業の親族承継はほぼ無税で達成できるはずです。そのほか、後継者が見つからない場合でも、事業を引き継いでくれる先を探して会社を存続させるお手伝いをしていきます。
(2)黒字化支援
2017年度の当事務所のお客様の黒字化率は約8割と高い数字を誇っています。昨年から始めた「さくら経革塾」で事業計画書を策定し、毎月、その計画通りの実績が上げられているかどうかの予実管理をおこなっていきます。この毎月の予実管理を徹底することで黒字に対する意識を高めていただきます。そのほか、必要な人材の補填や人事評価制度の導入支援など、黒字化に必要なお手伝いを全般的に行っていきます。
(3)資産防衛支援
資産運用のアドバイスや相続税対策など経営者の資産を次世代へ上手く承継するためのお手伝いをしていきます。各種のセミナーの開催や個別相談などを精力的に実施していきます。
以上、今年もこれまで以上にお客様の経営支援に力を入れて参ります。何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談頂ければと存じます。どうか本年も昨年と同様に税理士法人さくら優和パートナーズをよろしくお願い申し上げます。
【熊本本部 所長 岡野 訓】
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